有機ELモジュールについて

有機ELモジュールの光は均一な拡散光で、例えば蛍光灯の乳白カバー付きシーリングライトのように柔らかな光で空間全体を照らすことを可能にします。
これに対して、LEDは指向性が強くスポット的な光を得意としているため、用途に応じて使い分けることで、照明効果を高めることができます。

光のもつ波長を長さごとに分解(分光)したものをスペクトルといいますが、有機ELモジュールはその発光スペクトルが太陽光と近いため、ものや色がより自然に見えます。
ディスプレイに使うと、電圧をかけると発光する物質を利用したディスプレイになります。
発光体にジアミン類などの有機物を使うことから有機ELと呼ばれます。
低電力で高い輝度を得ることができ、視認性、応答速度、寿命、消費電力の点で優れており、液晶ディスプレイのように薄型にすることができます。
無機物を発光体に使う「無機ELディスプレイ」はカラー表示が難しいなどの問題があるのに対し、有機ELモジュールはカラー化が容易で、無機ELより低電圧の直流電流で動作するなどの特長があります。

さらに、有機ELは、発光性の有機物が電気の刺激によって発光するシステムです。
有機ELの特徴は、0.1ミクロンという薄さ、多彩な発光色、曲げ加工が可能なこと、大面積の面発光ができること、低消費電力のため省エネルギー、などが挙げられます。
また、発光効率の向上や長寿命化の実現に向けた研究も進んでおり、新光源として一般化する期待が高まっています。

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